北九州湯川病院について

薬剤科

R3年3月7日に新病院に移転し、薬剤科も以前に比べ倍以上広くなり、新たな業務も始めました。 クリーンルームを設置し、高カロリー輸液がより安全かつ衛生的に投与できるように平日のみ調整を行っています。 病棟では注射カートの運用が始まり、薬剤科で翌日分の注射を、カートの引き出しに個人別・施用ごとにセットし、病棟に払い出しています。6病棟分作るため、慣れない作業に戸惑い時間がかかることもありましたが、今では効率よく行えるようになってきました。 また、調剤業務はもちろんのこと、薬剤管理指導などの病棟での業務も力を入れています。IMG_0131.JPG当院は急性期病院に比べ、長期間入院する患者様が多く、長く携わることが出来ます。患者様の現状にあった薬物療法が提供出来るよう、多職種と協働しながら積極的に関わっています。 退院時には、お薬手帳に入院中の薬に関する情報を記載するとともに、ご本人またはご家族の了承を得た上で、退院後の主治医と担当調剤薬局(かかりつけ薬局)宛に、退院時薬剤情報提供書を作成しています。退院後に患者様が関わる医療機関と、入院中の薬物に関する情報を共有することで、患者様にとってより良い薬物療法が継続できるよう支援していきたいと思っています。


薬剤科トピック

2021/08/31
第35回薬剤部会研究発表会を開催しました!!

6月26日(土)に、第35回北九州病院グループ薬剤部会研究発表会を北九州健診ビル5階大研修室で行いました。 例年と違って、今年は初めて全施設が発表を行い、またTV会議システムのポチトークを利用したリモート研修という形で開催しました。

≪ 発表者 ≫

IMG_0845.JPG入院中の処方変更や中止後の患者さんの状態等に関する情報を保険薬局や他の医療機関に提供することは、継続的な薬物療法を支援するためや薬剤による医療事故を防ぐために重要です。このため、当院では、2018年10月より退院時薬剤情報提供書を作成し、退院時にお薬手帳と共に提供しています。今回は、その取り組みと現状、今後の課題について発表しました。 今回の発表で手順を確認することができ、改善点がみえてきました。業務改善を行うよい機会になったと思います。 また、今回は、初めての試みであるリモート研修という形式で行われました。カメラの前での発表であったため、発表時の声の大きさや参加者の反応が分からず戸惑った点もありましたが、よい経験となりました。


≪ 参加者 ≫

IMG_0133.JPGコロナ禍の影響で昨年は中止になった薬剤部研究発表会。今年は演者のみ病院本部に集まり、各病院とTV会議システムのポチトークを利用したリモート形式で開催されました。各病院のユニークな活動報告と受講した薬剤師の真剣な表情も視聴でき、情報交換も活発に行われ、有意義な研修会になりました。移動のロス時間を省略できたこと、ソーシャルディスタンスを保ち安全に配慮できたことも良かったと思います。 湯川病院からは「服薬指導について」の発表が行われました。当院独自の退院時薬剤情報提供書の記入例や退院時薬剤情報連携加算件数向上への取り組みなど、各病院から「勉強になった」「是非参考にしたい」と非常に好評価でした。常日頃のきめ細やかな業務内容はグループ病院の中でも際立つレベルだと誇りに思います。


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業務紹介

内服・外用調剤

薬の量や使い方が間違っていないかはもちろん、患者さんごとに薬の服用歴を管理し、効果の重複や飲み合わせが悪くないかなども確認して調剤を行っています。入院患者さんの薬は、1回に飲む分を機械でひとまとめにして、飲みやすく管理しやすい状態にしています。また、口から薬を飲むことが難しい患者さんには、症状に合わせた剤形に変更して服用していただいています。

注射薬調剤
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注射薬は内服薬より効果が早く出やすい反面、副作用も出やすいことがあります。また、注射薬の組み合わせが悪く効果が弱まったりすることがあります。そのため、使用方法や薬の量などが間違っていないか、より慎重にチェックし、調剤していきます。食事が取れない人は、高カロリーの輸液で栄養を補給します。2種類以上の薬を混ぜる場合は薬剤科で混合しています。

持参薬管理業務

患者さんが持参したお薬の内容の確認を薬剤科で行っています。薬の種類や服用方法などの情報を正確に把握し、薬の内容を整理して飲みやすく管理しやすい状態にしています。また、当院の薬にスムーズに移行できるよう、医師と協同して処方設計しています。

薬剤管理指導
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薬剤師が患者さんのベッドサイドにうかがい、現在服用している薬の内容や、使用方法などの説明、副作用の有無や薬の効果の確認などをしています。また、主治医や看護師などと協力しながら、薬に関する様々な問題に個別に対応しています。

TDM(Therapeutic drug monitoring 治療薬物モニタリング)

種類によっては治療範囲から外れてしまうと効果がなかったり、副作用が出やすくなってしまいます。そこで、血液検査によって血液の中のお薬の量を調べ、その結果をもとに患者さん一人ひとりに合うよう医師と協同してお薬の量を調整しています。

ジェネリック医薬品

患者さんの医療費負担を軽減するために、積極的にジェネリック医薬品を採用しています。


専門・認定薬剤師取得状況(2020年1月末現在、重複者含む)

✿当院は、専門・認定薬剤師資格取得に積極的に取り組んでいます✿

日本糖尿病療養指導士 2名
日病薬病院薬学認定薬剤師 2名
日本病院薬剤師会 認定指導薬剤師 1名
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 1名
福岡県糖尿病療養指導士 1名

研修生の受け入れ ※現在休止中

H29年4月より、研修のために、同法人の急性期病院である北九州総合病院から3年目の薬剤師を3か月ごとに、受け入れています。

チーム医療への参画

医療安全管理委員会・医薬品安全管理室、医療安全ラウンド
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医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務員らで構成された医療安全管理チームで、病院で起こるインシデントやアクシデントの事例を検証し、同じような間違いを起こさないように、また医療事故を未然に防ぐための対策を立てたり手順を見直したりしています。
転倒転落を起こさない、薬を間違って飲ませないなども医療安全の範疇となります。薬剤師は、医薬品安全管理者として、薬の安全管理のための情報収集や手順書を作成し、手順書に基づいた安全使用がされるように、職員に薬の効能効果や使用方法、管理方法などを理解してもらうための研修会を開いています。

院内感染対策チーム(ICT:Infection Control Team))
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医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などさまざまな職種が集まり、感染対策活動を行っています。耐性菌の検出状況や抗生剤の使用状況を把握しています。また、週1回病院内を巡視し環境の整備や職員の手指衛生・清潔操作の手順を確認し、指導、助言等を行い、院内感染が発生しないよう取り組んでいます。

栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team))

医師、管理栄養士、看護師などと一緒に週1回の回診を行っています。事前に患者さんの栄養に関わる薬の情報を把握し、注射薬や内服薬など薬を通して栄養管理に携わっています。

採用情報はこちら.jpg
北九州湯川病院/北九州湯川病院介護医療院
〒800-0257 福岡県北九州市小倉南区湯川五丁目10番10号
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