北九州湯川病院について

薬剤科

正確な調剤を行うことはもとより、医師と協議しながら医薬品の適正使用に努め、患者様にとって安全で最適な薬物療法を目指しています。
身体機能が低下した高齢者が多い当院では、個々の患者様の状態に応じた薬や薬の量を考えることが必要です。
特に、腎機能が低下した患者様の薬の量などは注意が必要で、医師に処方提案などを行うこともあります。
また最近話題となっているポリファーマシーの問題にも積極的に取り組んでいます。

薬剤科トピック【NEW】


2019/08/27

院内研修会を開催しました!


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近年薬剤が効かない薬剤耐性菌が問題となっており、薬剤耐性菌を生じさせないために抗菌薬を適正に使用することが重要です。
そこで当院の現状を把握し日々の業務で改善に取り組んでもらうことを目的に、看護師と薬剤師が、前年度の抗菌薬や消毒剤の使用状況などをまとめ分析した内容を報告しました。また、一般的な風邪症状では抗菌薬が必要ないこと、処方された薬は正しい用法用量で服用すること、むやみに抗菌薬を希望することや処方することを控えるなど、私たちが耐性菌を作らないために出来ることについて説明しました。
これからも他職種と連携して、感染対策について考える機会を作って行きたいと思います。

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2019/07/04

   先日行われた院内研究発表会で、薬剤科からも
        「退院時薬剤情報提供書の作成の開始」というタイトルで発表しました!!


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薬剤科では昨年10月より、自宅や施設へ退院する患者様に対して、お薬手帳以外にも退院時薬剤情報提供書を作成し始めました。 アレルギーの有無や薬の変更だけでなく、当院で行われた薬物療法が退院後の治療に役立ててもらえるように、薬剤の中止、変更理由やその後の経過など入院中の薬剤に関する情報を記載して、かかりつけ医やかかりつけ薬局宛に提供しています。 発表後には、薬剤の情報は、患者さんを診療・看護する上で重要なため、ぜひ続けて行ってもらいたいという声や、このような取り組みが他病院、他施設にも広がっていくことを期待するとの声も聞かれました。 これからも、かかりつけ医やかかりつけ薬剤師の方々と患者情報を共有し、退院後も円滑な治療が行われるよう、患者様にとって有用な情報を提供していきたいと思っています。

業務紹介

内服・外用調剤
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薬の量や使い方が間違っていないかはもちろん、患者様ごとに薬の服用歴を管理し、効果の重複や飲み合わせが悪くないかなども確認して調剤を行っています。入院患者様の薬は、1回に飲む分を機械でひとまとめにして、飲みやすく管理しやすい状態にしています。また、口から薬を飲むことが難しい患者様には、症状に合わせた剤形に変更して服用していただいています。

注射薬調剤
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注射薬は内服薬より効果が早く出やすい反面、副作用も出やすいことがあります。また、注射薬の組み合わせが悪く効果が弱まったりすることがあります。そのため、使用方法や薬の量などが間違っていないか、より慎重にチェックし、調剤していきます。食事が取れない人は、高カロリーの輸液で栄養を補給します。2種類以上の薬を混ぜる場合は薬剤科で混合しています。

持参薬管理業務

患者様が持参したお薬の内容の確認を薬剤科で行っています。薬の種類や服用方法などの情報を正確に把握し、薬の内容を整理して飲みやすく管理しやすい状態にしています。また、当院の薬にスムーズに移行できるよう、医師と協同して処方設計しています。

薬剤管理指導
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薬剤師が患者様のベッドサイドにうかがい、現在服用している薬の内容や、使用方法などの説明、副作用の有無や薬の効果の確認などをしています。また、主治医や看護師などと協力しながら、薬に関する様々な問題に個別に対応しています。

TDM(Therapeutic drug monitoring 治療薬物モニタリング)

種類によっては治療範囲から外れてしまうと効果がなかったり、副作用が出やすくなってしまいます。そこで、血液検査によって血液の中のお薬の量を調べ、その結果をもとに患者様一人ひとりに合うよう医師と協同してお薬の量を調整しています。

ジェネリック医薬品

患者様の医療費負担を軽減するために、積極的にジェネリック医薬品を採用しています。


研修生の受け入れ

H29年4月より、研修のために、同法人の急性期病院である北九州総合病院から3年目の薬剤師を3か月ごとに、受け入れています。

チーム医療への参画

医療安全管理委員会・医薬品安全管理室、医療安全ラウンド
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医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務員らで構成された医療安全管理チームで、病院で起こるインシデントやアクシデントの事例を検証し、同じような間違いを起こさないように、また医療事故を未然に防ぐための対策を立てたり手順を見直したりしています。
転倒転落を起こさない、薬を間違って飲ませないなども医療安全の範疇となります。薬剤師は、医薬品安全管理者として、薬の安全管理のための情報収集や手順書を作成し、手順書に基づいた安全使用がされるように、職員に薬の効能効果や使用方法、管理方法などを理解してもらうための研修会を開いています。

院内感染対策チーム(ICT:Infection Control Team))
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医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などさまざまな職種が集まり、感染対策活動を行っています。耐性菌の検出状況や抗生剤の使用状況を把握しています。また、週1回病院内を巡視し環境の整備や職員の手指衛生・清潔操作の手順を確認し、指導、助言等を行い、院内感染が発生しないよう取り組んでいます。

栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team))

医師、管理栄養士、看護師などと一緒に週1回の回診を行っています。事前に患者様の栄養に関わる薬の情報を把握し、注射薬や内服薬など薬を通して栄養管理に携わっています。

採用情報はこちら.jpg
北九州湯川病院(病床数:298床)
〒800-0251 福岡県北九州市小倉南区葛原2-1-10