北九州病院

北九州宗像中央病院　入職2年目（取材当時）
調理師　Kさん

学校の先輩の話を聞いて
北九州病院へ応募したきっかけは、同じ学校を卒業した先輩が北九州宗像中央病院で働いていたことです。先輩とは直接の面識がありませんでしたが、学校の先生から「北九州宗像中央病院は、職場での人間関係が良く、働きやすい」という先輩の話を聞かせてもらいました。「学校で学んできた調理のことを活かせること」、「人のためになること」などの理由から、北九州病院への応募を決めました。
北九州宗像中央病院では、先輩の話の通り、働きやすいと感じています。歳の近い人も多く、質問がしやすい環境で、人間関係もとても良いです。月に一回ある全員出勤日は、ミーティングがあり、思っていることなどを伝えることができます。
また、北九州病院では、入職後に接遇・コミュニケーション研修があったり、栄養管理科で食事の基本に関する研修があったりと、学ぶ機会が多くあります。1年が経過して、仕事を楽しく続けることができて、北九州病院に入職して良かったなぁと思います。

工夫しながら業務に邁進
調理の仕事は、食器の準備や、炊飯の準備、流動食の配膳、食札並べ、大きな鍋で調理、料理の盛り付け、食材の切り込みなどの業務があります。はじめは、盛り付けの量を均一にすることが難しかったのですが、盛り付け前に均一になるように目印をつけることなど工夫をしながら業務に慣れていきました。また、行事食の日があり、通常の流れとは違う作業をする日がありますが、最初は慣れず、先輩方についていくのに精一杯でした。入職2年目になると、まだまだ先輩方には及ばないものの、1年目の時よりは動けるようになっていると実感しています。
これからの就職先を考えている皆さんは、求人票が多く悩むこともあると思いますが、先輩の話を聞いたり、先生にしっかり相談したりして、就職先を選択してくださいね。北九州病院がその選択肢の一つになれば嬉しいです。

北九州中央病院　入職4年目（取材当時）
調理員　Fさん

患者さんに喜んでもらえる食事を提供したい
調理の仕事に就こうと思ったきっかけは、母が調理員をしていたからです。母も医療関係の調理員として働いており、朝が早いなど大変な姿は見てきましたが、通勤がしやすいという理由もあり、北九州病院で働いてみようと思いました。
調理員の仕事は、食材を切る作業や調理、配膳、提供数の把握などの業務があります。その中でも大きな鍋で炒める調理の作業は、非常に重労働であるものの一番楽しく、味付けもできるようになり、やりがいを感じています。
正月やひなまつり、土用の丑の日など行事食を定期的に提供していますが、患者さんに喜んでもらおうと一層気を配り準備しています。患者さんから「季節感あふれる料理をありがとう」といったお手紙をいただき、とても感激しました。入職してはじめの頃は、戸惑ったこともありましたが、患者さんからの温かい声や、先輩方からの支援もあり、仕事はとても充実しています。

後輩の育成に携わって
入職して4年目になり、現在は後輩2名の育成にも携わっています。育成委員として、教育プログラムを考えたり、後輩に仕事の目的や工程を教えることは難しいですが、やりがいも感じています。また、育成委員の反省会では、新たな気づきもあって、自身の成長にもつながっていると思います。自分自身も、業務のレベルアップの段階では何度もつまずき、落ち込むこともありましたが、先輩方が優しく温かく見守ってくれて、ここまでくることができました。
私が働いている北九州中央病院は、モノレールの駅に直結していて交通の便もよく、職場の方も優しく明るい環境です。早番や遅番など、勤務はシフト制です。料理をすることはとても楽しいです。私たちと一緒に楽しく働きましょう！

北九州湯川病院　入職4年目（取材当時）
栄養士（調理職）　Aさん

この街が好きだから
「育った街に恩返ししたい。」、そのような思いが高校生になってから強くなり、募集要項を見て応募を決めました。
就職してから慣れるまでは作業に時間がかかっていましたが、先輩にも「早くなってきたね。」と声をかけてもらえるようになり、これまでの経験を経て作業効率も上がっているなぁと感じています。食材を切るスピードや盛り付けにも自信が出てきました。就職してから1年後に病院の移転があり、ガス厨房から電気厨房に変わりました。設備が新しく清潔な環境で仕事ができています。
北九州病院は北九州市外にも病院があり、自分の住んでいる近くで働くことができ、また地域に寄り添った病院なので、地元に貢献したいという人には最適な勤務先なのではないでしょうか。

温かい環境に包まれて
勤務は早出と遅出のシフト制で、出勤日によって勤務のメンバーが変わります。色々な先輩方に教えていただくことができ大変ありがたいです。私自身も、どのような時も良い雰囲気で働くことができるように心がけるようになりました。
最近は感染症拡大の影響で研修などへの参加機会が減っていましたが、これからは他病院で勤務している方と交流を図り、情報交換ができる場が増えればと思います。またステップアップのために資格取得に挑戦していきたいです。
病院の調理現場は、生活に直結する必要なスキルが身につくとともに、奉仕の心が育まれる職場です。大変なイメージがあるかと思いますが、明るくて積極的な方、スキルアップをしたいという方、一緒に成長していきましょう。

北九州八幡東病院　入職7年目（取材当時）
調理師　Fさん

支えてくれる先輩や仲間とともに
学生時代は保育科に通っていましたが、料理がしたい、人のためになることがしたいという思いがあり、病院の調理の仕事に就きました。就職してはじめは、決まった時間の中で、慣れない作業をすることが大変でした。しかし、先輩方が見守ってくれ、支えてくれました。北九州八幡東病院は、みんな優しく、コミュニケーションがとれている仲の良い職場です。大変だと感じても、職場の方たちが優しく声をかけてくれたので、調理の仕事を続けることができています。尊敬している先輩方のように、後輩にも接していきたいと思っています。

調理師へのステップアップ
以前行われた研究発表会で、発表する機会をいただきました。大変緊張しましたが良い経験となりました。北九州病院で行われる料理コンクールなど、今後機会をいただければ挑戦したいです。
入職して5年目の時に、先輩方からの勧めもあり、調理員から調理師を目指すことにしました。仕事と勉強の両立は大変でしたが、働いてきた経験をもとに勉強して、資格を取得することができました。仕事が続けられるか不安な時期もありましたが、この資格を取得したことで自信につながり、もっとステップアップをしたいなと思いました。
調理の仕事は、食という欲求や命にかかわる大切な仕事です。気を遣う仕事ではありますが、患者さんから「おいしかった」という声をいただいたり、元気に退院される姿を見ることはもちろん、先輩から「今日の盛り付けは丁寧できれい！」、「野菜の色が鮮やか！」と褒めてもらえるとやりがいを感じ、うれしく思います。
北九州八幡東病院は2022年10月に新築移転をしました。移転時は400名を超える患者さんの移動の裏で、私たちは両方の病院で食事を提供するなど貴重な経験をすることができましたし、新しい病院での勤務はとても快適です。これからも自分自身の食事にも気を配りながら、健康に留意して頑張っていこうと思います。

北九州宗像中央病院　入職18年目（取材当時）
調理師　主任　Mさん

やりがいを感じながら
北九州病院では、人事考課制度があり、半期に一度、自らが職務上の目標や遂行状況、自身の適性や問題点などを自己評価し、申告する機会があります。自己申告の内容をもとに、しっかり評価をしてもらえることで、やりがいを感じることができます。
栄養管理科では月に一度、全員出勤の日にミーティングが開かれます。サンプリング検査の結果、改善点の共有などを行っていて、行事食のことについてなど、栄養士に提案をできる機会でもあります。
業務では、調理・衛生・育成の3つのポイントに重きを置いています。特に育成では、後輩が働きやすい環境になるように、話しかけやすい雰囲気を作ること、指導をする際は、きちんと理解してもらえるような説明やアドバイスをすることを心掛けています。また、声掛けのタイミングを考え、できていることや、いいところについてもしっかり伝え、自信を持って働けるようにサポートしています。

充実した福利厚生
北九州病院に就職して良かったと思う理由に、福利厚生が整っていることが挙げられます。北九州病院では、社会保険や退職金などの制度はもちろんのこと、独自の年金制度があり、家族との生活や生涯のことを考えると、安心して働くことができます。
また、北九州宗像中央病院は、2019年に新築移転をしています。建築の際には、厨房の動線についてなど、意見を言える機会もありました。広くきれいな厨房には満足しています。設備面だけでなく職場の人間関係においては、誰とでも隔たりなくコミュニケーションが取れる雰囲気の良い職場です。明るい職場で一緒に楽しく働きましょう！