お知らせ

多剤耐性アシネトバクター(MDRA)収束宣言のご報告

2020年12月9日「MDRA検証委員会」が開催され、北九州八幡東病院の「MDRA収束宣言」が出されました。

 感染症法の五類に分類される多剤耐性アシネトバクター(MDRA)が2018年9月26日、北九州八幡東病院内で初めて検出されました。遺伝子型より他病院からの持ち込みと判断されましたが、感染対策チーム(ICT)が中心となり病院挙げて以下の対策が実行されました。

1.北九州市保健所、北九州感染制御チーム(KRICT)へのコンサルト

2.ICTによる徹底した病棟回診と感染対策の実地指導

3.感染症および感染対策に関する全職員への院内教育

4.感染対策専門の外部委員を中心とした「MDRA検証委員会」の設置

5.監視培養の定期実施(感染対策の実効性を評価)

 この結果、当該病棟には尚9名のMDRA保菌者の方が入院中でありますが、2020年3月以降、複数回の監視培養でもMDRAの新規発生を認めなくなり、第5回MDRA検証委員会で「現時点でMDRAは収束したと判断出来る」との評価を得ることができました。

 この度はMDRAが院内に持ち込まれ複数の患者さまに伝播させるに至り、当該病棟入院中の患者さまや、ご家族の皆さまには長い間多大なるご迷惑をお掛け致しましたことに深くお詫び申し上げますとともに、今後とも隔離と定期的な監視培養を継続していく必要がありますので、引き続き感染対策にご協力頂けますようお願い申し上げます。

2020年12月21日

北九州八幡東病院

院長 坂田久信

感染管理委員会

北九州八幡東病院/北九州八幡東病院介護医療院
〒805-0061 北九州市八幡東区西本町二丁目1番17号