北九州八幡東病院について

院長ごあいさつ

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北九州八幡東病院は地域の高齢者や障害のある方々で未だサポートが必要な皆様に安心して療養いただく目的で良質の医療/介護サ-ビスを整備し設立された慢性期病院であります。救急車などで搬送された患者さんの病気を診断し高度な治療を行う急性期病院(近隣では製鉄病院や済生会病院、市立八幡病院など)の在院日数(入院期間)はどんどん短くなってきております。高齢化の進んだ現在では心臓病や糖尿病などいろんな病気を持った方が一般的で、十分に治りきれていない、まだ医療や介護が必要で自宅には退院できない方が数多くおられます。こういう方の受け皿になり退院まで支援するのが当院のような慢性期病院の役割になります。 北九州市の高齢化率は30.1%(八幡東区35.6%(H30.3))とききます。これは全国の政令指定都市の中でも一番高い数値です。総務省人口推計(H30.10月)で外国人を含めた総人口は1億2664万3000人。65歳以上は前年より42万6000人増の3557万8000人で、70歳以上は97万9000人増の2621万人。70歳以上が人口に占める割合は初めて20%を超え、75歳以上は1797万5000人(前年比49万3000人増)で、初めて65歳以上の半数以上となっています。2025年には団塊の世代が後期高齢者になりさらに高齢者は増加します。政府は今後増大する財政負担に対し社会保障や医療の分野で予算を出来るだけ節減する目的で地域医療構想を策定しました。コストのかかる急性期病院病床数を減らし高齢者を施設や在宅に誘導し訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなどを充実させそこで看取る方針としています。「自分のうちで人生を全うしたい」「最後の瞬間まで自分のうちに住みたい」ということは人生の終末期において重要な観点でもあり我々の希望でもあります。しかし在宅看取りを依頼できる医師や、訪問診療、介護、リハビリを提供できる医療系職員が絶対的に不足しているうえに、在宅で医療サービスを受けられるのはわずかな時間に限られ手厚いサービスは期待できず、介護のほとんどは家族の負担で行われると考えられます。 八幡東病院は自宅では介護困難な方、何らかの医療処置が必要な方、神経難病の患者さんまたは自宅退院までの回復に時間のかかる患者さんを対象に医療療養病棟214床、回復期リハビリテーション病棟59床、障害者施設等入院病棟154床、介護医療院(院内型)53床の計480床を整備しております。今後とも「信頼と協調の精神に基づき、患者様に質の高い、心のこもった医療を提供する」という理念のもとに地域の皆様に要望される医療/介護を提供することで地域に貢献していきたいと思っております。 どうぞよろしくお願いします。

北九州八幡東病院 院長 坂田 久信

北九州八幡東病院
〒805-0061 北九州市八幡東区西本町2-1-17