北九州津屋崎病院について

医療療養病棟(5病棟/47床)

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5病棟は主に、自立歩行で常に見守りが必要な患者さまや、車いすで生活する、認知症患者様を対象とした医療療養病棟です。
病室、ディルーム、食堂、トイレ、浴室など、療養生活に必要な施設が1つのフロアーに完備されています。

回廊式の廊下

認知症の症状として、徘徊される患者様がいらっしゃいます。徘徊には何がしかの理由があると言われていますが、他者には理解されにくい事がほとんどです。ですが、先述した様に、患者様にとっては目的のある行動である事も多い為、徘徊を無理に引き止めるとかえって興奮や精神的不安が高まる事にも繋がります。
5病棟では徘徊や、車いすで常時自走される患者様を拘束せずに自由に過ごして頂ける様、ぐるりと回れる構造になっています。

5病棟02

五感への訴え

人には、五感に与える刺激によって、不安が抑えられたり、心が落ち着いたりする瞬間があります。柔らかな光や草木の緑、花などの目に訴える要素、鳥のさえずり、風が木を揺らす聴覚に響く心地よい音色、海風や風が運んでくる季節の匂い。花々に触れた時の優しい手触り・・・など、たとえ認知症で療養中であっても、心地よい、癒されると感じる事は私たちと同じです。
お天気がよく、過ごしやすい時期には、病棟に併設されたウッドデッキを通り、中庭へ出て散歩をする事もあります。それらを一緒に体験する事は、円滑なコミュニケーションや、認知症患者様との数少ない共通認識を築く上でとても大切だと考えています。

畳部屋の設置

畳で生活をしていた患者様にとって、ベッドでの生活に戸惑う患者様もおられます。
また、ベッドからの転落の危険性が高い患者様の安全を守る事も重要です。長年の生活環境に配慮した空間づくりとしての意味も含め、畳のお部屋を3部屋設けています。
夜間落ち着かれない患者様も、畳に布団で休んで頂くと、穏やかに休まれる事もしばしば見受けられます。

おむつ外しへの対応

5病棟では、尿意や便意の有無にかかわらず、職員によるトイレへの排泄誘導を行います。
今まではおむつ内での排泄だった患者様も、トイレへの誘導を繰り返す事で、トイレでの排泄が可能になるケースも珍しくありません。
生活援助を通しての自立支援や、その人らしさ、人権を尊重したケアを目指しています。

アクティビティ活動

認知症患者様は、短期記憶に障害があるため、新しい事を記憶することが困難になってきます。認知症になる前の生活史が豊かに眠っている長期記憶を引き出し、アクティビティ活動を通じて本人の見当識や行動力を高め、自信や尊厳の回復、生活の喜びを高めていく働きかけが必要です。
5病棟では、日中の生活の活性化を図るため、主治医の許可のもと、週4回の「憩いの部屋」での活動、作業療法士を交えての週1回作業療法士を交えての「音楽療法」、毎朝の「朝の会」に参加して頂くなど、多職種協働でアクティビティ活動を行っています。

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北九州津屋崎病院(病床数:236床)
〒811-3307 福岡県福津市渡1693