NSTって何をするチームなのでしょうか?
患者さんが入院されたら、
食事は十分食べられているか?飲み込む力が十分あるか?必要な栄養状態は保たれているか?等を、
医師・病棟看護師・病棟管理栄養士が 身体測定や検査データ、食事の状況をみながらチェックします。
そして問題があればNSTに連絡し、皆で対策を考えて早く改善するように取り組んでいます。
栄養状態が悪いどうなるでしょうか?
栄養と病気を治す力は密接につながっています。
栄養状態が悪くなると、褥瘡(床ずれ)・浮腫(むくみ)ができやすくなったり、病気の治りが遅くなったりするなど、色々な問題が出てきます。
また、飲み込む機能に関してもチェックしています。これは食事が適切な硬さや大きさでない時にむせたりすると食べ物が気管に入って肺炎を起こしやすくなり、ひどい場合は生命の危険につながることがあるからです。
私たちは、週に一度 NSTミーティングを開き、対象患者さんについて話し合いを行っています。そして患者さんを回診して、適切な栄養療法の提案をしています。
職員一同、患者さんの回復に向けて連携をとって治療にあたっています。