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診療サポート部門

薬剤科

スタッフ紹介

薬剤師26名と事務職員1名

はじめに

薬剤科では、病院の中で使われるすべての「薬」が、患者さんに安全で適正に使用されることを支援するために、薬に関わる様々な仕事に携わっています。薬剤科の仕事は、大きく分けて4つの業務(中央業務、薬品情報業務、がん化学療法業務、病棟業務)とチーム医療からなっています。

薬剤科組織図2019.JPG

薬剤科の仕事

中央業務

ここでは、薬剤師の基本業務である調剤、注射調剤、院内製剤調製、および医薬 品管理を中心に行っており、これに薬物血中濃度結果に基づくコンサルテーション(TDM)や治験薬管理業務を随時などを行っています。

1)調剤
①処方鑑査
医師の処方オーダ内容について、電子カルテ画面上で薬の用法用量が適切か、重複や相互作用がないかなどについて、薬歴や検査値などを基に確認しています。そして必要があれば医師に問合せ(疑義照会)を行い、処方の適正化を図っています。

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②調剤と最終鑑査
処方鑑査後、処方オーダに基づいて処方せん・薬袋・ラベル・お薬説明書が自動発行された後、調剤を行います。入院の定期薬ついては、患者が薬を飲みやすいように錠剤を1回服用分ずつにまとめて包装しています。
調剤された薬は別の薬剤師が、処方内容どおりに調剤されているかどうか、異物が混入していないかなどについて確認(鑑査)します。

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2)注射薬調剤
注射薬も処方内容を確認後、注射オーダに基づいて注射処方せん・ラベルが自動発行された後、調剤を行います。入院の定時注射については、注射薬カートに患者毎にセットし、別の薬剤師が確認(鑑査)します。
一部の注射薬(高カロリー輸液)については、「クリーンベンチ」という無菌作業のできる設備を使って混注作業を行っています。
手術部へは毎日麻薬を払い出すとともに、各手術室で使用する麻酔薬や処置薬をセット化し、カートで払い出しています。 

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3)院内製剤調製
診療科の求めに応じて治療上必要であるが市販されていない薬や市販されている 薬に必要な濃度や用量が無い場合に、院内で製剤を調製しています。

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4)薬物血中濃度モニタリング
抗てんかん薬、抗MRSA薬等の薬物血液中濃度の結果に基づいて、患者さんに適した薬の量や投与方法を医師に助言することにより、医師の処方設計に寄与しています。

医薬品情報業務(DI)

厚生労働省や医薬品メーカーから薬に関する情報(新薬、副作用、適正使用)を収集し、評価して定期的に医療従事者(医師、看護師、病棟薬剤師、その他)に提供しています。さらに薬事委員会で決定した採用・削除薬情報についても提供しています。一方で医療従事者からの薬に関する質問に対して、調査・回答し、データベースに収集しています。これらの内容によっては、随時、DIニュースとして医局に配布したり、薬剤科のDI室セミナーで科員に情報提供しています。
また、患者支援センターで入院予定患者のお薬を確認し、手術や検査で事前に中止が必要な薬(抗凝固薬や糖尿病薬など)がある場合は、医師に報告しています。

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〇医薬品情報室広報(DIニュース)
DInews1「不眠症と薬」

がん化学療法業務

専任の薬剤師が、院内で承認された化学療法レジメン(投与量、用法・投与間隔ならびに支持療法)の登録管理を行い、化学療法当日はレジメン処方の監査ならびに抗がん剤の調製を行います。特に処方鑑査は、化学療法が安全かつ適正に施用されるためには重要であるため、レジメン内容および検査値を十分確認し、必要により医師に疑義照会しています。また、服薬指導・副作用対策も行っています。

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病棟業務

①薬剤管理指導業務(服薬指導)
入院患者への服薬指導として、薬の効果、飲み方・使用法、注意事項、および保存法など、必要な情報を提供しています。また退院時は患者が自宅で薬を正しく服用できるように退院時指導を行っています。

②病棟薬剤業務
平成24年10月に全病棟に薬剤師を配置し、病棟薬剤業務実施加算の算定を開始しました。算定要件に従い、入院患者の投薬・注射状況の確認に基づく薬物療法の適正化、持参薬の鑑定や処方提案等を中心に実施しています。薬剤師が病棟に常駐することにより、薬剤に関する問合せや確認に随時応じることが出来るため、医師や患者から高い評価(アンケート結果)を得ているところです。現在、病棟薬剤師からの疑義内容や医師・看護師からの問合せ内容を集積しているところです。

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チーム医療の推進

院内での医療チームの求めに応じて、感染制御チーム、NSTチーム、がんサポートチーム、呼吸ケアサポートチーム、認知症ケアサポートチームに薬剤師が参画しています。

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教育

毎年、薬学部5年生の長期実務実習(1期3ケ月間)として最大6名(各期2名ずつ)の学生を受け入れており、3名の認定実務実習指導薬剤師が中心となって指導します。

学術活動

学会・研修会・講演会等への参加を奨励しており、H28年度は学会6題、研修会4題、論文1題です。また、病院としても専門や認定取得について奨励しており、H28年は糖尿病教室に携わっている薬剤師が日本糖尿病療養指導士を取得しています。

認定・資格状況

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