北九州古賀病院について

リハビリテーション科

I.各療法の特色
理学療法の特色
作業療法の特色
言語聴覚療法の特色
II.リハビリテーション科の役割
1. 回復期リハビリテーションの取り組み
2. 精神科作業療法の取り組み
3. 認知症治療病棟での取り組み
4. 訪問リハビリテーションでの取り組み

I.各療法の特色

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理学療法の特色

理学療法では、病気や怪我で日常生活に支障をきたした患者さんに対して、その方にあった訓練を実施し、日常生活に必要な身体能力の獲得を目指します。
平成23年に新設された南棟4Fにあるリハビリ室は、とても明るくにぎやかな雰囲気で、楽しくリハビリを行うことができます。
また、当院ではBWSTT(体重免荷トレッドミルトレーニング)を導入し、平地での歩行訓練を行うより、効率の良い歩行訓練を行うことが可能です。


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作業療法の特色

作業療法では、脳卒中の後遺症や認知症などにより、日常生活に支障を来している方に対して、動作練習や福祉用具の提供などのアドバイスをしています。また、編み物や塗り絵といった作業を通して充実した療養生活を送っていただけるように介入しています。


言語聴覚療法の特色
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言語訓練

脳血管障害になると言葉を理解することや自分の気持ちを正確に伝えることが難しくなることがあります。そのような患者さんに対して他者とうまくコミュニケーションがとれるよう支援していきます。また、食事中にむせる、うまく飲み込めないなどの症状がある患者さんに対しても、安全に食べられることを目指して訓練を行っています。


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嚥下造影検査

当院では飲み込みに問題がある方に対して嚥下造影検査を行っています。
この検査はX線透視下で造影剤を混ぜた食物を飲み込んでもらい、うまく飲み込めているのか、どのような食事形態が適しているかなどを評価します。歯科医師、看護師、放射線技師、栄養士、歯科衛生士、言語聴覚士がチームを組んで食べることへのお手伝いをします。


II.リハビリテーション科の役割

1.回復期リハビリテーション病棟での取り組み

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【病棟ADL訓練】

訓練室だけでなく、回復期病棟内で寝起きの練習・トイレ動作・入浴動作などの日常生活動作(ADL)練習を行います。入浴動作練習ではユニットバスを使用し、1対1での動作指導を行います。入院中から自宅を想定した練習を行い、退院に備えます。


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【屋外歩行・外出訓練】

自宅を想定した坂道や階段の昇降、不整地歩行を行います。また、公共交通機関の利用や買い物、エスカレーター昇降も行います。


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【調理訓練】

退院後、調理動作を必要とする患者に対して実際に調理の練習を行います。火の管理や危険物の取り扱いの確認・指導が目的です。


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【退院前訪問】

実際に患者と共に自宅を訪問し、家屋改修や福祉用具の導入の検討を行います。また、地域のスタッフと連携し、退院後のサービスの検討も行います。退院前訪問時に見つかった問題点は病院に持ち帰り、再度練習を重ねていきます。

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2.精神科作業療法の取り組み

精神科作業療法は、様々な「作業活動」を用いた精神科リハビリテーションの1つです。気分の安定、生活リズムの回復、体力の維持・向上などを目的として、創作活動、軽運動、レクリエーション、日常生活関連活動など実施しています。


3.認知症治療病棟での取り組み

認知症治療病棟では、認知症状の進行を予防する為生活機能回復訓練を行い、認知症に伴う行動や症状の軽減に努めています。患者さんの喜び・楽しみを共有し、生き生きとした生活を送って頂ける事を心がけています。

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4.訪問リハビリテーションでの取り組み

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北九州古賀病院/北九州古賀病院介護医療院
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