健康支援
北九州病院健康宣言について
法人が安心・安全な医療・介護を提供し続けるためには、その原動力となる「職員」の健康づくりに積極的に取り組むことが重要となります。そこで職員、法人が一丸となって本取り組みを行っていくに当たり共通認識を持つことが必須と考え、次のような健康宣言を策定しています。
社会医療法人北九州病院健康宣言 |
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社会医療法人北九州病院では、「信頼・協調・貢献」の基本理念のもと安心・安全な医療・介護を提供していくにあたり、職員一人ひとりが自ら健康を意識して積極的に健康づくりに取り組み、法人はその取り組みを支援していくことが重要であると考えます。
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「健康経営優良法人」認定について
社会医療法人北九州病院は、経済産業省・日本健康会議より、職員の健康支援に積極的に取り組む企業として、掲題認定を受けました。
*「健康経営優良法人認定制度」とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが優良である法人を認定するものです。
「健康づくり優良事業所ゴールド」認定について
社会医療法人北九州病院は、全国健康保険協会 福岡支部より、職員の健康づくりに関する取り組みが特に優良な企業として、掲題認定を受けました。
【健康づくり優良事業所認定基準】
① ふくおか健康づくり団体・健康宣言実施事業所であること
② 生活習慣病予防健診の受診率(40歳以上)が80%以上であること
③ 特定保健指導を導入していること
④ 健康保険委員の委嘱を受けていること
⑤ がん検診推進企業の登録をしていること
⑥ 実績報告書(全国健康保険協会 福岡支部)を提出していること
「ふくおか健康づくり県民運動」について
福岡県では、県民の健康づくりに関する取り組みを行う又は行おうとする団体・事業所について、健康づくりの取り組みを宣言し、その宣言を登録する「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」制度を行っています。社会医療法人北九州病院も宣言・登録を行い、県民の健康づくりを推進しています。
https://www.kenko.pref.fukuoka.lg.jp/companies/detail/03365dc7-e321-4d22-869d-c32bb19fde65
健康支援の具体的な内容
- 計画的・継続的に健康支援を行っています。>> 北九州病院健康支援戦略マップ.pdf
1.健康支援のための継続的な制度設計及び運用
長時間労働対策及びワークライフバランス推進の取組
- 打刻システムの導入による労働時間の客観的な把握
- 残業の事前申請制度の導入及び徹底
- リフレッシュデーの導入
- 有給休暇の利用推進
- 取得目標を「医療業種の平均以上」と設定し利用促進
福利厚生制度(ベネフィット・ワン)による健康支援
- 提携スポーツクラブの利用料金の割引等
治療と就労の両立支援
- 両立支援専門セクション【メンタルサポート室】の設置
- 出勤時間の繰り上げ・繰り下げ制度の導入
診療費等の補助
- 保険診療費の一部負担金(高額療養費として還付を受ける場合は、
当該還付される額を差し引いた額)の50%相当額 - 妊婦健康診査費用の50%相当額
- 室料差額の50%相当額
- 選定療養費の100%相当額
- インフルエンザワクチン予防接種費用の補助
- 職員(無料)
- PETがん健診補助制度
- 健診費用の補助(職員、配偶者)
健康支援相談窓口の設置
- 産業医による健康相談窓口、有資格カウンセラーによる心の
相談窓口、両立相談窓口等
2.健康づくりイベントの企画・実施
- 年間を通じた健康支援セミナーの開催
- フィジカルヘルスセミナー、メンタルヘルスセミナー、育児と就労の両立支援セミナー、
治療と就労の両立支援セミナー 等
- メンタルヘルス・マネジメント検定の団体試験の開催
- 運動イベント(北九州病院ボート大会等)の企画
3.健康診断の実施徹底
4.がん検診・任意健診推進の取組
- 「福岡県働く世代をがんから守るがん検診推進事業」への参加登録
- がん検診推進員の設置及び推進員等による検診の推進
5.健康診断結果の積極的な活用推進の取組
- 要精密検査対象者等への受診勧奨と受診状況の把握
- 健康診断後の治療および産業医等による保健指導の推進
- スマートフォンアプリ「CARADA」と連動した健康管理支援
- 健康診断結果のスマートフォンでの閲覧、要精密検査対象者等への個別の受診勧奨通知等
- 動機付け支援・積極的支援対象者へ特定保健指導の実施
6.コミュニケーションの推進イベントの企画・実施
- コミュニケーションセミナー等の開催
- 育休中及び復職直後の職員交流会の開催(子ども同伴)
- 地域行事(わっしょい百万夏まつり等)への参加奨励
- 役職者と職員の交流会の開催
7.ハラスメント対策
- 全職員(役職者含む)への継続的・反復的なハラスメント防止セミナーの開催
- ハラスメント調査の継続的実施・結果活用
- ハラスメント調査の実施、および調査の集計結果とアンケートに寄せられた事例等を3か月毎に衛生委員会等で周知・注意喚起。調査結果を踏まえた対策の強化
- ハラスメント専用相談窓口(メンタルサポート室)の
設置
8.健康づくり推進体制
- 本部総務人事部役員を『健康支援担当理事』に任命し、多様な専門職・委員会等と連携しながら
健康支援を推進しています。 - 毎月、本部会議(経営陣参加)にて健康支援に関する議題を報告・協議しています。
- 各施設に配置された健康支援担当者は、施設・職場事情に合わせた健康経営推進施策の企画、実践の推進、実施状況の把握、病院本部への報告・相談等を行っています。
- 毎月、各施設にて衛生委員会を開催し、職員の健康の保持増進を図るための対策に関する調査・審議等を行っています。
- 法人内だけではなく、お取引法人様に向けても健康支援の取り組みを支援しています。
調査と効果検証
- 職員への健康診断、ストレスチェック、意識調査の結果などを活用し、現状の把握や健康支援の効果検証を行っています。 北九州病院職員健康レポート.pdf