お知らせ

第35回薬剤部会研究発表会を開催しました

35回薬剤部会研究発表会 ~初のリモート研修で開催~

北九州若杉病院 薬剤師 主任 浅附 正裕

第35回薬剤部会研究発表会.jpg

6月26日(土)に、第35回北九州病院グループ薬剤部会研究発表会を北九州健診ビル5階大研修室で行いました。

例年と違って、今年は初めて全施設が発表を行い、またTV会議システムのポチトークを利用したリモート研修という形で進行しました。

初のリモート開催でしたが大きなトラブルもなく、無事に全施設が発表を終えることができ、質疑応答も活発に行われ、大変有意義な研修発表会となりました。

施設名 演 題
北九州中央病院 退院時薬剤情報連携加算を算定した1症例
北九州宗像中央病院 薬剤総合評価調整加算を始めるまで
北九州総合病院 北九州総合病院の医薬品情報室業務
北九州八幡東病院 当院における抗パーキンソン病貼付け剤の使用検討
北九州古賀病院 当院におけるプレアボイド報告の新しい取り組み
北九州若杉病院 新型コロナウイルス感染症に向けての対策
北九州湯川病院 退院時薬剤管理指導について
北九州安部山公園病院 回復期リハビリテーション病棟における薬剤師介入の取り組み
北九州PET健診センター PETと薬剤師
参加者の声
北九州宗像中央病院 薬剤師 高田 由美子

前年はコロナ禍の影響で中止となり、今回も全薬剤師が一堂に会することなく、演者のみ病院本部に集まり、各病院とリモートで繋いで発表を行いました。また、研究発表の原点に帰するということで特別公演は行わず、各病院から発表を行うことにしました。

発表内容は薬剤管理指導について退院時での取り組みや回復期リハビリテーション病棟での取り組みなど症例を交えながら多くの病院から報告がありました。

一方、プレアポイド報告、貼付剤の使用検討など日常業務から生まれた演題や腹膜透析患者の現状、DI業務からホームページ作成、PETと薬剤師など病院によっては関りが少ない内容まで多岐に渡って聞くことができました。また、若杉病院の新型コロナウイルス感染症についての報告も貴重なものでした。

発表に対する質問も後半には多くなり、これを機会にもっと病院間で情報交換がなされると共に、今回得た知識を今後の薬剤業務に活用していけたらと思います。

北九州総合病院 薬剤科 生田 拓巳

同じ北九州病院グループの各病院の先生方の講演を拝聴させていただき、それぞれの病院における薬剤師の業務内容や問題点に対する具体的な対処について学ぶことができました。

特に、私は北九州湯川病院の岡野先生の講演を興味深く拝聴させていただきました。退院時薬剤情報提供書の作成、退院時薬剤情報連携加算算定など、学生時代には知らなかった薬剤師の退院時への介入について学ぶことができました。

就職してから実際の現場で働いていると、実務実習でも得られなかった知識を多く学ぶ機会があります。今回の研究発表会での現場で働く諸先生方の発表内容はそれと同じように学生時代に得ることのできなかったものばかりで、そのことを知ることができとても有意義な研修会でした。今後もこのような研修会や勉強会の場があれば参加して、自分の糧となるように精進していきたいと思います。

北九州八幡東病院 薬剤科 花沢 直子

初めてオンラインで開催された薬剤部研究発表会に参加しました。PET検診センターの薬剤検定、急性期病院である北九州総合病院のDrug Information Newsなど、特色ある話を興味深く拝聴しました。

中でも「退院時薬剤情報連携加算」や「薬剤総合評価調整加算」への取り組みは、当院でも取り入れるための話し合いのきっかけとなり、使用されているリストや書式など具体例が大変参考になりました。回復期リハビリテーション病棟における薬剤師の介入方法も、今後の課題として検討していくことになると思います。

直接関わることのなかった腹膜透析液や放射線医薬品の話は薬剤師としての知見を広めることになりますし、オンラインではありますがグループ病院薬剤師が集まることにより、病院間でスムーズな情報交換ができるという意味で有意義な発表会であったと思います。

最後に手前味噌になりますが、当院からの抗パーキンソン病貼付剤に関する発表も、神経内科の患者さんが多いという特色をいかしたユニークな発表ができたと思います。