お知らせ

第34回薬剤部研究発表会を開催しました。

北九州古賀病院 薬剤師 主任 栁郷 恵子

6月22日に第34回北九州病院グループ薬剤部研究発表会を本部5階大研修室にて行いました。
第1部では、中央病院から「当院における持参薬管理業務改善への取り組み」、総合病院から「intra-Soft tissue Antibiotics Perfusion (iSAP) からの局所ゲンタマイシン持続投与により感染症治療が行われた症例」、津屋崎病院から「薬剤管理指導記録の内容についての検討」の発表が行われました。
第2部の特別講演では、八幡東病院 副院長 椎 裕章 先生に「レビー小体病(パーキンソン病とレビー小体型認知症)」について講演していただきました。
今回、他病院の行っている業務や取り組み・症例について、特別講演では普段の薬剤の研修では聞くことができないパーキンソン病・レビー小体型認知症の歴史・疫学から病態や症例まで詳しい解説を聞くことが出来ました。この研修会で得た知識を今後の薬剤師業務に役立てていきたいと思います。

第34回薬剤研修.jpg

参加者の声

北九州総合病院 薬剤科 Mさん(2019年入職)

今回、持参薬管理業務の改善、ゲンタシン持続投与による感染予防、SOAPによる薬剤管理指導記録の発表を拝聴して、問題点に対して、薬剤師はどのように介入していけば良いのかを学ぶことができました。
八幡東病院の椎先生のパーキンソン病の講演では、L-ドパを早期から開始することや、患者さんの症状によってアセチルコリン補充を行うなど、臨床現場における患者さんの症状やQOLに合わせた薬物治療についてなど、色々な観点から細やかな薬物治療を行うことの重要性を改めて感じました。
今回、薬剤部会研究で学んだことを活かして、色々な場面で介入出来る薬剤師になれるように、日々の業務に励んで参ります。

北九州中央病院 薬剤科 Iさん(2018年入職)

今回、研究発表会への参加は2回目でしたが、昨年同様に興味深い内容ばかりでした。
八幡東病院の椎副院長による特別講演は「レビー小体病」についてでした。パーキンソン病の複雑な病態や治療薬の選択、レビー小体型認知症の症例についてわかりやすく説明していただき、また、パーキンソン病の歴史も興味深く、古代インドの学術書まで遡ることに驚きました。
総合病院発表の「iSAP」は、通常の業務では知り得ない貴重な療法を見せていただきました。また、津屋崎病院の発表では私自身が悩みに思っている薬剤管理指導記録が具体的な記述で紹介され、大変ありがたいと感じました。私の所属する中央病院も研究発表をしましたが、発表に向けてのデータ収集やスライド作り、発表内容への意見交換など準備期間も貴重な体験となりました。この経験を活かし自分でも発表できるように日々研鑽をしていきたいと思います。

北九州安部山公園病院 薬剤科 Mさん(2016年入職)

今回、3施設の研究発表を興味深く拝聴しました。津屋崎病院の発表は薬剤管理指導記録の記入内容を実例と共に示されていました。当院でも入院期間が長い為、薬剤管理指導の記録は、漫然とした記録内容になる傾向です。今回の発表を参考にさせていただきながら指導記録内容の向上を図って行きたいと感じました。
近年、超高齢化社会を迎え、より多くのパーキンソン病患者を見る機会が増えました。 八幡東病院 椎先生からの「パーキンソン病とレビー小体型認知症」について講演があり、パーキンソン病とレビー小体型認知症の症状や病態を理解することが出来ました。また、薬についての知識を再認識することが出来ました。今後、3施設の講演内容を業務に活かして行きたいと思います。