第33回薬剤部研究発表会を開催しました。
北九州八幡東病院 薬剤師 連石 淳子
参加者の声
北九州総合病院 村木 美水 このたびは薬剤部研究会に参加させて頂き、ありがとうございました。グループ病院の先生方の研究発表を通じて、患者さまの薬物治療への介入における現状と課題について現在の職場環境からだけでは分からない様々な側面からの知識を深めることができました。
また、岩谷常務理事の講演では、薬剤師に期待することについてお話し頂き、グループの一員として非常に身の引き締まる思いがしました。今回の研究会から得られたことを生かしていけるよう、日々の業務を行う中で常に問題意識を持ちながら研鑽を積んでいきたいと思いました。
ポリファーマシーと持参薬に関しては、日頃の業務でも困っていることだったので、他病院での対策が聞けてとても参考になりました。
他病院でどのようなことをしているのか、どのようなことで困っているのか聞くことがないので、1年に1回ではありますが意見を交換する機会があるのはグループ病院の強みだと感じました。
また、普段はどうしても薬に関する研修ばかりに参加してしまいますが、今回の特別講演では常務理事の運営側の意見を聞くこともでき、違う視点からの考えかたも得ることができました。有意義な研修会でした。
会員発表は3題とも、日頃から関心を持っていた事だったので、大変興味をもって聞くことができました。1題めのポリファーマシーについては日々の業務において、必要でない薬が漫然と処方されているなあと思う事が多々あり、医師への処方提案は今後の業務の参考になりました。次の持参薬についても、鑑別業務は当院でも毎日やっているので共感する内容でした。最後のがん患者指導管理料3は、興味はあったが、なかなか学ぶ機会が無かったので、分からない事が多かったのですが、実際に活動する薬剤師の話を聞く事で、イメージがわいて、分かりやすくとても勉強になりました。
特別講演の岩谷理事の話では、時間管理が大事であるという言葉が深く心に残りました。私にとって、今回の研究発表会は生涯忘れることのできない非常に有意義なものとなりました。