第32回薬剤部研究発表会を開催しました。
北九州中央病院 薬剤師 主任 畠中 衣織
参加者の声
北九州津屋崎病院 福富 美幸 今回、初めて研究発表会に参加させていただき様々な研究発表を聞くことができ大変勉強になりました。
また、中村先生の講演は、とてもわかりやすく高齢者の患者さまが多い津屋崎病院に
勤務しているので、とても勉強になりました。高齢者は適応外使用や多臓器不全により
副作用が容易に発症することなど、今回学んだことを注意して今後の業務にいかしていきたいと感じました。
今回、薬剤部研究会に参加させていただき、ありがとうございました。初めてグループ病院の先生方の発表を拝聴することができ、また懇親会では諸先生方と親睦を深めることができたので充実した研修会になりました。
古賀病院の院長である中村先生のお話では、薬剤師に期待することについて話をしていただき、更なるチーム医療に貢献するための薬剤師の業務を教えていただきました。
福西会南病院の佐野先生の発表では、副作用救済制度に関して、副作用がその医薬品の副作用なのか等の患者背景を踏まえた考察の仕方や、その対応についてまとめられており、とても興味深かったです。
今回の経験を生かし、自分も発表できるテーマを見つけて、他のグループ病院の情報の共有に努められるようになりたいと思いました。
各病院の研究発表が興味深かった。吸入薬の手順確認、ワクチン接種による副作用、抗血小板薬チェックシートなど、いずれも私たちの日常業務の中で役立つ内容であった。また、それぞれの質疑応答の中で、実際の業務での苦労や問題点などが浮き彫りになってきたと感じられた。アンケートにも回答したが、例年のようにSGD方式でなくても十分皆が参加できる様式であると思った。
また、中村先生の「高齢者と向精神薬」の講演は、難しい内容を私たち薬剤師に向けて薬理学的にわかりやすく教えていただき、とても勉強になった。豊富な資料と優しい語り口で、チーム医療の中で薬剤師にエールをいただいたと受け取り、明日からの業務に精一杯努めようと思う。