お知らせ

看護研究発表会を開催しました。

11月24日に看護研究発表会を開催しました。DSC09704.JPGのサムネール画像のサムネール画像
各病棟から1題ずつ研究結果の発表があり、
どの病棟も有意義な研究ができていて今後の
看護・介護に繋がる結果がでていました。

1病棟 「ナースコールとスタッフのストレス関連について」
ナースコールの実態調査を行い、ナースコールの内容を客観的に分析対処法を周知することでナースコールの減少、スタッフのストレス減少に繋がるのではないかと考え取り組んだ。患者を知りスタッフ間で情報を共有することで予測できる個別的な対応を行う事ができ、ナースコールの回数やスタッフの頻回な訪室を減らし時間と気持ちの余裕を作り出すことができる手段であると今回の研究を行い再認識できた。
3病棟 「胃廔管理におけるパーミロール保護の導入」
現在、胃廔造設患者の半数は長期にわたり皮膚トラブルを起こし、軟膏処置などを行っているが改善には至っていない。原因として、栄養剤や消化液がYガーゼにしみこみ、長時間皮膚と接着している事で皮膚トラブルを引き起こしていると考える。そこでYガーゼを使用しない事で、消化液や栄養剤との長時間接触がなくなり皮膚トラブルの改善に繋がるのではと考え、パーミロール(ポリウレタンフィルム)を使用してみた。今回の研究では皮膚トラブルの改善はみられなかったが、Yガーゼと併用し改善した事例もあり、今後PEG管理方法を見出していきたい。
5病棟 「めざせ快便~オリゴ糖で2年目のこころみ~」
当病棟は96%が認知症診断される患者で、そのうち86%が中核症状や周辺症状の緩和に抗うつ剤や向精神薬を服用している。その副作用で患者の多くは便秘傾向で薬剤を使用している。そこで、薬剤に頼るのではなくスムーズな排便を目指すには腸内細菌を整える事が必要と考え、オリゴ糖を摂取して自然排便を促すことが出来るか取り組んだ結果、排便回数が増え下痢が減ったり、水様便が減り普通便が増えた等、一定の効果があったと考えられる。
6病棟 「小グループ活動における意識向上の取り組み」
多くの介護職員が、主体性なくただ漫然と目の前の業務を遂行するだけの業務を行っており、たとえ問題意識を持っていたとしても個々人が疑問の表出や行動を起こさない状態であり、その要因として目標を持って業務が行えていない事ではないかと考えられた。そこで今回、共通の目的を持ち目標達成に向かって活動することでケアに良い変化が認められるのではないかと考え、「排泄」「レクレーション」「環境」の3つのグループに分け具体的な目標設定を行い1年間活動を行った結果、各グループともに改善があり、質の高い療養生活を提供出来る様になった事で職員のモチベーション向上が認められた。
7病棟 「手指に関節拘縮・硬直がある患者の爪切りの負担軽減に向けた取り組み~マンシェットをもちいて~」
自力による関節運動が難しく、関節拘縮・硬直で指が屈曲した状態で固まってしまった患者の爪切りなどのケア時は常に外傷、骨折リスクと隣り合わせで患者、スタッフ共に精神的、身体的に大きな負担となっている。そこで、マンシェットを用いて患者に合わせてゴムを変更していくことで無理なく手掌を広げる事ができ、全ての指を同一の圧で保持できるため患者の不意な動きにも対応できた。また、骨折リスク軽減に繋がりスタッフの負担や不安感は無くなった。
北九州津屋崎病院(病床数:236床)
〒811-3307 福岡県福津市渡1693