脳卒中センターの紹介

そのためにも、迅速な病院到着、緊急治療が大切です。
ごあいさつ
脳神経外科および院内チーム体制が整備され、平成19年12月に「脳卒中センター」を開設しました。
迅速な病院到着と緊急治療により後遺障害も軽く、昨日と同じ生活を送ることが出来るかもしれません。ご本人は勿論、支えるご家族の生活もお救いしたいと願っています。
北九州地区の地域連携をはかり、脳卒中の医療体制構築に少しでも貢献したいと考えています。平成20年2月より脳卒中ケアユニット8床の施設基準を取得いたしました。
t-PAのブレインアタック戦略をスタート
わが国の脳卒中診療は、2005年10月からプラスミノーゲンアクチベータ(t-PA)が認可されたことにより、急性期での治療に大きな転換期がおとずれました。
脳卒中に対して、積極的に治療を行い最大限に効果をもたらすためには、いくつかの課題があります
- 早期
- 適切な診断・適確な(超)早期治療をかなえる24時間の脳卒中診療体制
- チーム
- 医師、看護師、療法士、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、その他他職種によるチーム医療
- 継続
- リハビリテーションを中心としたシームレスな継続医療
診療体制
救命救急センター(32床)の24時間・365日の救命救急の対応に加え、脳神経外科病棟(東5-2病棟)に、集中治療を行うための脳卒中ケアユニット(8床)を設けました。※平成20年2月より施設基準取得
脳卒中ケアユニットでは、脳卒中の患者さんに迅速で最適な治療を提供するために、専門看護師・療法士が治療に当たっています。
治療方針
脳卒中と診断されたら、直ちに治療を開始し「内科的治療」「手術療法」「血管内治療」の中から治療方針を決定します。特に脳卒中発症後3時間以内の治療開始を目指して、プレホスピタルケアとの連携を図ります。
脳卒中について
ふえている脳卒中「100人に1.1人が脳卒中」
現在、脳卒中は死亡原因の第3位、総医療費の第4位、高齢者医療の第1位、寝たきりとなる原因の第1位を占めています。
平成11年の厚生労働省患者調査では147万人に達し、寝たきり老人の4割、要介護者の3割を脳卒中患者が占めています。
このまま十分な予防対策がとられないと、2025年には300万人に倍増する危険性があります。しかし予防対策を徹底すれば防げる病気です。
脳卒中はどんな病気?
脳の血管がつまったり、破れたりして起こる病気です。
脳卒中の大まかな病系分類
- 1. 脳梗塞(脳の血管がつまる)
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- ラクナ梗塞
- 脳の細い血管に動脈硬化が起こり、血管がつまります。
- アテローム血栓性梗塞
- 脳の太い血管の内側にコレステロールの固まりができ内腔が狭くなり、そこに血小板が集まって動脈をふせぐことで血管がつまります。
- 心原性脳梗塞症
- 心臓等に生じた血栓が脳血管まで流れ、血管がつまります。
- 2. 脳出血(脳の血管が破れる)
- 脳出血は脳の中の細い血管が破れて出血し、神経細胞が死んでしまうことをいいます。高血圧や加齢により脳の血管が弱くなり破れることで、脳出血となる場合が多く考えられます。日中、活動しているときに、頭痛やめまい、半身マヒ、意識障害などが起こります。
- 3. くも膜下出血
- 脳をとりかこんでいるくも膜と脳の間に出血が起こり、脳全体を圧迫します。脳の動脈の分岐部にできた動脈瘤(コブ)の破裂や脳動静脈奇形が出血の原因の場合もあります。突然の激しい頭痛・嘔吐・けいれんなどが起こりやすく、意識がなくなり急死することもあります。
脳卒中の前ぶれは?
軽い発作も見逃さないで・・・。
すべての脳卒中が、ある日何の前ぶれもなく、突然起こるわけではありません。
中には、大きな発作が起こる数日~数週間前に一時的な軽い発作が先行する場合があります。脳梗塞とまったく同じ症状が短時間(多くは数分~数十分、長くても24時間以内)だけ出現するものを、一過性脳虚血発作といいます。
- 脳卒中の初期症状
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- 片方の手足のまひや脱力感
- 半身のしびれや感覚の鈍り
- ろれつが回らなくなる
- 歩きづらくなる
- 片方の目が見えにくくなる
- 経験したことのない激しい頭痛
- めまいや嘔吐
などの神経の局所症状が突然発生
脳卒中が起こったら。
すぐに救急車で専門病院へ。
脳卒中を疑うような症状の時は、一刻も早い専門医療機関での受診が重要です。
できるだけ早く治療を始めることで、より高い効果が見込まれます。脳卒中が疑われる時は、なるべく救急車を利用して専門医療機関に搬送してもらってください。ご家族も救急車にご同乗いただくことが大切です。
※突然容体が急変することがあるからです。





