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診療サポート部門

MRI検査

新病院開院に伴い、最新の3T MRI装置を導入いたしました

新病院移転に伴い、1.5T MRI装置に加え、新たに3T MRI装置の最新機種を導入いたしました。
T(テスラ)とは静磁場強度のことで、装置の磁石の強さを表しています。今回導入した3Tの装置は、1.5Tの装置に比べ2倍の静磁場強度を有することになります。そのため、従来の装置に比べてより小さな病変を見つけることができるほか、より詳しく病変部分を検査することできます。
今回、当院で導入したMRI装置は世界で初めてデジタルコイルを採用した装置です。従来のアナログコイルを用いた検査よりも、より鮮明な画像を得ることができ、高度な検査にも対応できるようになりました。

メリット

・ダイレクトデジタルコイル使用によるSNRの良いノイズの少ない画像が得られます。
・短時間で高分解能、高コントラストの画像を得られます。(1.5Tと同程度の画質なら短時間で検査することも可能)
・整形領域では関節軟骨などの高精細な画像を得られます。
・1.5Tよりも細い血管を造影剤を使用することなく得ることができます。
・形態画像がきれいに撮影できるだけでなく、脳の神経線維の走行や、腫瘍成分の分析なども可能となります。
・腹部領域ではEOB造影剤を用いた肝臓の検査や前立腺、婦人科領域の画像を薄いスライスで観察でき微小病変の検出が可能となります。
・近年増加している乳がんの検査をMRIで受けることができます。今回導入した3.0TのMRI装置では従来の装置よりも、より精密に細かい部分まで観察することができるようになるため、乳がんの早期発見が期待できます。
・全身の拡散強調画像(DWIBS)というPETに匹敵する腫瘍スクリーニング画像を得られます。

デメリット

・検査中では1.5T MRI装置に比べ、SAR(比吸収率)という組織に吸収される電磁波のエネルギーが増加するため体内の温度が上昇して体が熱くなることがあります。
・条件付きMRI対応ペースメーカーに対応していないことがあります。

MRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴画像法)検査とは?

3T(テスラ)という高磁場を機械で発生させ、体内の水分子の信号を収集することで、任意の断面の画像を得る撮影法です。

T(テスラ)とは、磁場の強さを表す単位です。身近な例では磁石入り絆創膏(商品名:ピップエレキバン等)は約0.08から0.19テスラです。

X線を使用しませんので、X線被ばくはありませんが、胎児への影響の安全性が確立されていませんので、妊娠中および妊娠の可能性のある方は、事前にご相談ください。

また、検査室内に金属類を持ち込むと磁場が乱れて画像に悪影響を及ぼすだけでなく、熱を帯びて火傷等の危険性もあるため検査室内に入る際は、一切持ち込むことができません。

特にこのたび導入した3.0T MRI装置では磁場強度が上がりますので注意が必要になります。ご協力お願いいたします。

※心臓ペースメーカーや人工心臓弁膜等をご使用の方は、検査ができませんので、ご注意ください。

MRI検査を受けるにあたって

MRI検査は、患者さんによっては受けられないことがありますので、必ず、医師の説明のもと『MRI検査同意書』へ署名していただきます。

造影剤は患者さんによって使用できない場合がある事、また安全な薬剤ではありますが、まれに副作用が生じる場合があるため、必ず造影検査前には、医師の説明のもと『造影MRI検査同意書』に署名していただきます。

造影検査を受ける方で、アレルギー(薬や食物によるアレルギー)やぜん息の既往のある方は、事前にお知らせください。

検査時間は?

造影剤を使わない単純検査で、20~30分程度、造影検査で、40~60分程度が目安になります。

長時間に仰向けで寝ることが不可能な方、閉所恐怖症のある方は検査ができない場合がありますので、あらかじめ主治医にご相談ください。

検査中の注意事項

磁石を使用して検査を行いますので、検査室内には磁性体を持ち込むことはできません。いかに一例をご紹介します。

MRI原則禁忌

・金属を体内に埋め込んでいる方(非磁性体で問題ないと確認された場合は検査可能です)
・刺青のある方
・脱着可能なインプラントをされている方(磁石式で脱着できるものはつかなくなる可能性があります)
・ヒートテック素材の下着を着用の方(更衣すれば検査可能です)

MRI室持ち込み禁止・入室禁止事項

・はさみ、カッターなどの刃物類
・MRI対応でないベッド、点滴台など
・生命維持装置
・金属類
・駐車券、キャッシュカードなどの磁気カード
・時計、携帯電話、補聴器
・カイロ
・シップ
・ネックレスなどのアクセサリー
・ラメ素材の入っている化粧(マスカラ等)
・コンタクトレンズ(カラーコンタクト等)
・経費吸収型虚血性心疾患治療剤等
その他気になることは、医師または検査担当義肢にご確認ください。