院長室便り 2009/01/05 [戻る]

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
北九州津屋崎病院職員を代表して、新年のご挨拶を申し上げます。
本年が人類にとって良い一年になりますように皆様と共に願っています。

キリスト教とイスラム教の聖地エルサレムに隣接するガザ地区では、年末から空爆が続いています。人類から争いがなくなることは不可能としても、殺傷のない社会を築きたいものです。飢餓、貧困はアフリカやアフガニスタンなど戦火の国の問題かと思っていましたが、先進国でも、アメリカの低所得層へのサブプライムローン破綻が全世界に瞬く間に波及し、日本でも景気急落に伴い、派遣労働者の解雇・内定取り消しなど社会不安を生じています。さらに日本では、世界に類を見ない急速な高齢化の問題があります。老年従属人口指数(老年人口を生産年齢人口で除した値)は、現在の26%(働き手3.9人で老人1人を扶養)から2030年代には50%台(2人で1人を扶養)に上昇すると予測されています。将来の不安を考えるときりがありませんが、一方で、日本では1975年以降、平均年齢は30%増加し、生産年齢人口は1%減少したが、国民1人当たりの生産性は約5倍に、実質の生産性は2倍以上に増加し、高齢化による減少分を補って余りある大幅な生産性の増加があったというこれまでの実績があります。

日本の高齢者医療については、昨年には介護職の労働条件が社会問題となり、介護報酬の初の引き上げが決まったところです。これまでより、一層良い療養・介護環境が提供できるようになるものと期待しています。

当院では、これまで同様、職員一丸となって、誠意をもって日々努力する所存です。ご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

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