お知らせ

平成30年度リハビリテーション部門講演会を開催しました

プログラム ~多職種との連携強化にむけて~

講演1.リハビリテーションと栄養
一般社団法人 是真会 長崎リハビリテーション病院 栄養管理室長
法人本部人材開発部 副部長 西岡 心大先生
講演2.地域包括ケアシステムの構築と今後の地域医療の進め方について
北九州市保健福祉局 健康医療部
地域医療課長 青木 穂高先生

リハビリテーション部門講演会責任者 北九州湯川病院 山田 枝美子

 平成30年11月10日(土)に、北九州芸術劇場の小劇場でリハビリテーション部門講演会を開催しました。参加者は、リハビリ部門116名、他部署7名、リハビリ養成校103名でした。
 「リハビリテーションと栄養」では低栄養を有するリハビリ実施中の患者に対して適切な栄養サポートを行う事でリハの効果を高めることをサルコペニアの定義から診療報酬と実際の栄養サポートに至るまでを含めて詳細に教えていただけました。
 「地域包括ケアシステムの構築と今後の地域医療の進め方について」では社会参加を視野に入れたリハビリテーションの展開に向けての展望と現時点での対策を含めた問題点と今後の方向性を分かりやすく講義していただきました。
 今後も関心の高い役立つ講演を開催し、チーム連携スキルの向上に役立てていきたいと思います。

参加者の声 北九州安部山公園病院 理学療法士 大水 宣幸

 講演1は「リハビリテーションと栄養」をテーマに管理栄養士の方に講演を行っていただきました。講演の中で全国の回復期リハビリテーション病院において、「約4割の患者が何らかの栄養障害を認める」という現状があり、「栄養障害が改善することで身体機能の改善を促す」という報告もあるため、栄養状態を考慮してリハビリテーションの治療を実施していくことが重要となること、またどのような治療プランを考えていく必要があるか等の講義と講師の所属する病院で行っている栄養サポートの実際を紹介していただきました。
 講演2は「地域包括ケアシステムの構築と今後の地域医療の進め方について」をテーマに北九州市役所地域医療課の方に講演を行っていただきました。全国・北九州市の高齢者人口の将来推計を基に、全国で推進されている地域包括ケアシステムという仕組みの必要性、また現在行っているシステム構築に向けた取り組みと現状及び現実的な課題等の講義をしていただきました。
 2講演ともに解りやすく、自分にとっても今後の課題となる内容であったため、非常に有意義な時間となりました。

参加者の声 北九州総合病院 作業療法士 万 鈴加

 「リハビリテーションと栄養」についての講演では、近年よく耳にする低栄養やサルコペニアについて詳しく教えていただきました。リハビリテーション栄養の新定義として、ICFとリハを考慮した評価が必要となり、QOLを最大限に高める管理が必要であると知りました。また、退院後のフォローを地域と連携して行うことの大切さを学ばせていただきました。
 「地域包括ケアシステムの構築と今後の地域医療の進め方」の講演では、現在日本が抱えている2025年問題についての講義であったため、より身近に感じながら聞くことができました。他職種間や病院と地域での連携のためには、情報を共有すべき事項や、確認するタイミングを決めておくことが大切であると学ばせていただきました。
 今回の講演で学んだことを、明日からの臨床で活かしていけるよう頑張りたいと思います。 reha_koen20181226.JPG